トピックは随時増やしていきますので、時々覗いてみてください↓

カウンセリングのご案内

このページでは、のんたの部屋https://nonta.hp.peraichi.com/のカウンセラーが、カウンセリングについての基本的な疑問について、カウンセラーの考えを伝えていきます。
もしわからないことがある場合には、お気軽にお問い合わせください。

心の病気って?

不安や落ち込み、眠れない、あるいは検査をして何も異常がないのに体の不調があるなどの状態に陥いると、自分はもしかしたら心の病気なのではないかと思うことがあるのではないでしょうか。
 
心の病気には、自覚できるきっかけ、理由がある場合があれば、そうでない場合もあります。
それは、不登校についても同じ…というより、むしろなぜ学校に行かない(行けない)のか、わからないという人の方が多いような気がします。カウンセリングの場面では、“行きたいのに”という言葉もよく聞きます。
 
以前は自分も普通にできていて、他のみんなも普通にやれていることができなくなるのは不安になることかもしれません。
ただ、その自覚できていない心の動きには、その人が変化するための大きな可能性が隠れています。
変化の過程では、一旦閉じ籠ったり、フリーズせざるをえなかったり、軽かったものを重く感じたり、あるいは痛みを訴えてきたりと、心がなんとかしてくれとサインを出してきます。
 
そういうサインを無碍にしてしまうと、またどこかのタイミングで、もっと不具合が起きてきて、勘弁してよーと悲鳴をあげるのが心の病気の状態だと、私は思っています。
 
カウンセリングの中では、その人自身から出ている、でも時として、当人からもちゃんと気づいてもらえていないかもしれない何らかのサインを、なるべく無碍にはしないようにして、一緒に触れていく作業をします。
そのことによって、自分の新しい面に気づき、次に進まれることのお手伝いをするイメージです。
 
心の病気は、体の病気のように、手術して取り除く訳ではなく、というよりむしろ正反対で、いかにその人自身に取り込めるかということを考えます。
もしやっかいな症状が出てきたとしても、落ち着かせることに重点をおく訳でもないので、投薬治療とも異なります。
 
聞くということが、治療の中心になるので、何かとんでもないことを施される訳でも、学校に行かされる訳でもありません。
ご自身の心と出会うためにカウンセリングに来ていただけると幸いです。
 
 

どうして親子の相談は別々にするの?

カウンセリングには、カウンセリングの時間の中で話したことは、外には漏らさないという守秘義務というルールがあります。
なぜこの守秘義務があるかというと、その人が他の人には話しづらいことも、カウンセリングの中で第三者にならば、話しても大丈夫ということを保証するためです。それがなければ、プライベートな時間としてのカウンセリングは成立しません。
 
子どもの場合、心配なので、子どものことはなるべく把握しておきたいと思っている親がほとんどなのではないでしょうか。
子どもがどんな話をしたか、どんな遊びをしたかが気にならない親御さんは稀ではないかと思います。
正直言うと、守秘義務というルールがあるということは、説明を聞いてわかっているはずなのに“ここだけの話だから教えてほしい”と、親御さんから粘られることもあります。
 
一方、子どもの側も、何の気なしに、遊んだ内容を親に話してしまうということも起こりえます。
これに関しては、悪いことばかりとも言えないのですが、親との間にまだ秘密にする感覚が育ってない子どもは、話してしまいがちなような気がします。
 
秘密ができるということは、他者との間に線を引くことです。
それによって、自分の心を掴み、自立に向かうきっかけになるので、成長のステップとしてはとても重要だと思います。
 
ですから、もし、カウンセリングの経過の中で、親に話さなくなっていくのだとしたら、カウンセラーとしては成長していると捉えますが、親御さんの方は心配でしょうがないかもしれないですね。
 
概ね学齢期までのお子さんに関しては、そんな親御さんの心配を、子どもとは別の時間にしたり、別の担当者に分けたりして、話を聞きます。そして、カウンセラーが答えられる範囲で、子どもの健康や成長の印象を伝えるということをしています。
 
 
 

プレイセラピーは日常的な遊びとどう違うの?

プレイセラピーは、遊びの治癒的な面を生かした心理療法です。“ただ遊んでいるだけでしょう?そんなのいつもやっていますよ”と言われてしまうこともあるのですが、セラピーの中で行われる遊びには、日常生活とは違う要素がいくつかあります。
 
プレイセラピーの中で重視しているのは、遊びの中に子どもの心の動きが表現されているという点です。大人の方が気持ちや自分の置かれている状況を言葉で表現することができますが、子どもの場合は、気持ちとぴったり合った言葉が見つからないということがあります。
それは、成長の過程でまだ言葉を獲得していない場合と、言葉を掴むまでの過程で、なんらかの不具合が起きている場合と両方あると思っています(例えば、寂しい気持ちになった時に、気づいてくれる人がいなくてひたすら我慢していたら言えなくなってしまうなど)。
 
プレイセラピーは、セラピスト(=治療者。ほとんどカウンセラーと同じ意味)が、遊びの中に表現されているものの意味を掴むことによって、子どもがまだ掴めていない心と繋がることを目指しています。それがうまくできると、実感を伴った言葉がふっと出てくるという感じです。
セラピストが、いつも表現されているものの意味が瞬時にわかるかというと、そういう訳でもないのですが、例えば、怒った顔の人の絵ばかり描いているとか、灰色や黒色しか使わないとか、体のパーツがない絵を描くとか・・この絵は何を表現しているんだろう、ということにずっと注目し続けることで、子どもの心に関わっていきます。そのこと自体が、閉ざされている部分を開く役割を果たすと思っています。
 
私の場合、たまたまだと思いますが、仕事を始めた頃から、場面緘黙症(場所や相手によって全く話さなくなる症状)の子どもと会う機会が多くあるため、一言も話さないでプレイセラピーの時間を過ごすことは珍しくありません。
親御さんは、喋ったかどうかに注目するので、セラピーの後に『喋りましたか?』と聞かれるのですが、私は、喋っていなくても<喋りましたよ>と言いたくなることがあります。
それは、言葉でなくても、“言葉よりも雄弁”とも言えそうな表現を遊びの中でしているからです。話さなくても、伸び伸び自分の心を表現することで、何かの拍子に感情があふれ出てきて一緒にげらげら笑っていたら、普通に喋りだすということがあるので、そんなに心配しないで送り出してもらえるといいなと思います。
 
プレイセラピーの中では、時間や場所、関わるセラピストが一定であるという枠組みがあることも、日常生活の中での遊びとは違う点です。枠組みについては、別にまとめますが、何時間でも、どこでも、誰とでもOKとしてしまうと、心をキャッチする器がない状態になってしまい、治療にはならないのです。
 
 
 
 
 
 
 

夫婦の問題は相談できますか?

仕事を始めたばかりの頃は、年配のカウンセラーとか夫婦関係の問題に得意なカウンセラーが担当するものだと思っていたのですが、ある時から少しずつ私のところにも相談にいらっしゃる方が増えはじめました。
これが、プライベートでも相談されることが多くなったので、カウンセリングの場面だけでなく、誰でも体験しうる身近な問題なのだろうと日々痛感しています。

良好な関係性の人がカウンセリングに来ることはほとんどないので、相談にいらっしゃっている時点で、相手と険悪な雰囲気になっていて、別れを考えているか、もしくは子どもがいるのでなんとか関係を続けないといけないが、以前のように愛情が持てなくて辛いというような相談が大半を占めています。
出会った頃はお互い惹かれ合った関係だとしても、一緒に生活をする中で、お互いの価値観の違いに気づいて・・というのはよくある話ですよね。

結婚は、違うタイプ、違うバッググラウンドを持った人が、同じ場で生きていくのだから、ものすごいことをやり遂げているんだと私は思いますが、一緒に過ごしていくうちに、豊かな関係性というよりも、“結婚したのだから“という形式的な縛りに苦しめられる人は多いのではないでしょうか。

カウンセリングの中では、縛りではなくて、その人の心が何を求めているのかを大事にしています。

タイプが違う人同士が出会う時には、凹凸がぴったりはまるような感じでお互いのニーズを満たしてる状態かもしれません。
しかし、うまくいかなくなる時には、だんだんと不満が増えていきますよね。
これに関して、甘えが出ているという見方があるかもしれませんが、ある意味では凹凸がぴったりはまって離れない状態から離れて自立していくのですから、個人としては成長の過程であるとも言えます。そして、離れて違いに気づいていくと、不快感が生じ、以前よりも愛情が薄くなったり、なくなったりしても、それ自体はおかしなことではありません。

この違和感を無理して押さえつけると、相手にひどいことを言ってしまったり、浮気やギャンブルに走ったりと、何か違う行動で発散するような動きが出てきてしまうことがあります。相手に自分の理想通りに行動するように押し付けてしまうこともあるかもしれません。
それは、一時的な発散にはなっても、家族を傷つける結果になりますし、自分の心に返ってきますから、良いとは言えません。

カウンセリングの中では、(とりあえず愚痴は話したいだけ話してもらいつつ)違和感出てきたぞ、じゃあこの違和感をどうしよう、パートナーはどういう存在か(だったか)、あなたは今どういうものを必要としているのかを、じっくり考えていくことを行っていきます。
それによって、別れる決断をするか、もしくは関係を継続するかは人ぞれぞれだと思いますが、あくまでも相談にいらっしゃる方がどういう人生をつくっていきたいかということに重点を置いていきます。

カサンドラ症候群について

発達障害のパートナーや家族を持った人が体験する不安感やイライラ、抑うつが強くなっていく状態をいいます。元々は、神話のエピソードがもとになっており、パートナーに気持ちが伝わらない辛さを表しているようです。もし、このような症状で困っている方がいらしたら、ご自身の心にとって、パートナーや家族がどういう意味を持つのか、一緒に考えていくかもしれません。

子どもをかわいいと思えない自分はおかしいですか?

この問題について、悩んでいる方は多いのではないかと思います。

母親は子どもをかわいいと思うのが母性だろう、愛情だろうと思うのが当然だと思っている人が多いだろうし、私自身も以前はそのように思っていました。

でも、実は、かわいいと思うだけではなくて、憎いとか、苦しいとかもっと言葉にできない感情でいっぱいで、複雑なのが愛情なのだろうと、いろいろな方にお会いしたり、自分自身も経験する中で知れば知るほど思っています。

仕事柄、子どもを怒鳴ってしまったとか、手を挙げてしまったとかいう話を時々聞くことがあります。

そういう時、その問題をどう捉えているかというと、この親子は愛着関係を築く時に、子どもの性質と母親の性質のバランスがうまくいかなくて、失調が起きてしまっているんだろうなと捉えます。

バランスが悪いと失調が起きしまうのは、体も心も同じですよね。

ただ、心に関しては、何がどう結びついて問題が起きるのかが非常にわかりづらいです。

発達障害や精神疾患を抱えている親あるいは子どものもとで、愛着の問題が起きるかというとそうとも限らないですし、真面目に子育てをしている家庭であってもどこかで生まれた歪が大きくなり、問題が表面化してくることがあります。

カウンセリングの中では、子どもとどう関わるか迷いながらやっているところを聞いていきますし、憎いと思ってしまうのだとしたら、その気持ちも否定せずに、どんなところにそう感じるのか、どうしてそう感じるのかというところを丁寧に聞いていきます。

憎い気持ちもかわいいと思う気持ちも表裏一体で変わっていくものですから、時間をかけて、その様子を見守っていきます。

母親になった人は、大きな責任感の中でがんばっていると思っていますが、それ故にわからないこと、不安なことに対して一人で抱え込んでしまっていることが多く、それと同時に思い込んでしまうことも多いように思います。

とても重いことなので、家族も友人も、誰にも話しづらいという方は、どうぞ気兼ねなく頼っていただきたいです。

WAISを受けると発達障害かどうかわかりますか?  

WAISやwiscなどのウェクスラー式の検査は、領域ごとにIQを算出することによって、その人の中での得意なことと苦手なことのバランスを調べることができる検査です。
よく誤解されますが、IQに差があること=発達障害ということではありません。
ASD(自閉スペクトラム症)や、ADHD(注意・欠陥多動性障害)の診断基準を見ていただくとわかると思いますが、IQの説明とは全く別の内容が書かれています。
 
心理検査は、それぞれの検査によって、行う目的やわかる結果が異なります。
発達障害の可能性がある方に対して行う検査の中には、特性の程度を調べることができる検査もありますが(たとえばPARS-TRなど)、そのような検査を用いる際にも、医師は、生育歴や、生活場面、診察の中での行動の様子なども踏まえて総合的に診断を行います。
 
では、なぜ発達障害の評価をする際に、WAISやwiscが行われることが多いのかというと、これまでの調査の中で、IQ のプロフィールと発達障害との高い関連性が、統計的に示されているからです。
 
WAISに限らずですが、公認心理師や臨床心理士が行う心理検査は、インターネットなどで手軽に受けられる心理テストとは異なり、心理学的な理論に基づいて作成されており、これに加えて検査の作成段階で、検査結果に信頼性や妥当性があるかを統計的に調査する段階があります(標準化)。
 
一方で、発達障害には典型的ではないケースが多くあり、WAISを受ければ特徴が出ると思っていたのに出なかったということもあるので、万能ではありません。
検査を受ける負担を考えると、期待して受けた割に客観的な結果が出ずにがっかりするとか、思っていたのと違う課題が見えてびっくりしたなんてことも、しばしばあります。
 
当カウンセリングルームでは、心理検査以外の情報も踏まえ、かつ診断の枠にも囚われずにその人の困り感に沿うように、カウンセラーが見立てを行いますので、カウンセリングにいらっしゃる際に、他所での心理検査結果を持ってきていただけると幸いです。
 
 
 
 

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